会社の新規サイト立ち上げ担当者がwordpressを導入するために知っておくべきポイント

会社のウェブサイト担当者に指名されて、新規サイト立ち上げを任されたけど、まず何から考えれば良いの？という方に読んでほしい記事です。

会社や団体のホームページを全く持っていない場合は何を作っても新規サイトになりますよね。もし既存のホームページがあった場合でも、別ドメインでもうひとつサイトを作ったり、サーバーを引越ししてリニューアルする場合も新規サイトと呼ぶことができます。

コンテンツを考える

サイトで発信する内容を考えます。業態によって発信すべき内容は異なりますのでここでは触れませんが、社内でよく打ち合わせをして、どのようにwordpressの構造に落とし込めるのかを考えておきます。

ドメインというのはインターネット上のアドレスのベースになる部分です。

「○〇〇.com」などの部分です。前に＠を付けるとメールアドレスとしても使用可能です。企業サイトでは他にも「.jp」「.net」などが使用されることが多いです。

新規ドメインをどこで取得するかについては、正直いうとどこでも可能なのですが、できればレンタルサーバーと連動している会社を選択すると管理が楽になるでしょう。

後述しますが、私のレンタルサーバーのおすすめは「エックスサーバー」なので、同社の「エックスドメイン」がおすすめです。しかも永久無料でひとつドメインがもらえるという特典があります。

左記にも述べていますが、私が企業サイト向きレンタルサーバーでおすすめしたいのはエックスサーバー一択です。

主に上記の理由となります。ではひとつづつ解説していきましょう。

稼働が安定しているということは、すなわちサーバーダウンしにくいということです。

私は2001年から様々なレンタルサーバーを試してきまして、ほとんどのサーバーは少しアクセスが増えて負荷がかかるとダウンしてしまったり、頻繁にメンテナンスを行ってサイトが閲覧不可になってしまったりというのを経験してきました。

企業サイトの場合、特にインターネットで物販などをする場合はサーバーダウンは大きな機会損失です。メールサーバーがダウンすれば、日常の連絡業務にも支障が出ます。

各社使用した経験で比較すると、エックスサーバーは非常に安定しており、稀にメンテナンスで短時間停止することがありますが大きな損害を被ったという話もあまり聞きません。

最近はGoogleのサイトSSL化（暗号化）推奨が進み、検索順位にも影響が出るようになり、否応なしにセキュリティ対策が求められます。これにはいくつかの機関が発行する証明書があり、通常年間数万円の費用がかかるのですが、エックスサーバーなら無料提供してくれます。

まずはスペックです。スタンダードプラン（で十分）の場合、

他にもたくさんあるのですが、わかりやすい項目だけでもすごいですね。特にデータベースと独自ドメインが無制限ということは、サーバーをひとつ契約するだけで、容量の許す限り無数のウェブサイトを運営することができるということです。

実際私も当サイトを含めいくつかのサイトを同じサーバー内で運営しています。管理画面でのドメイン切替も、ワンクリックで非常に簡単でわかりやすいです。

それなのに、1ヶ月あたりわずか1,100円です！

これを驚異的コスパと言わずして何と言えばよいのでしょうか？！

レンタルサーバーとドメインの設定が完了したら、wordpressのインストールを行います。この手順は超簡単です。なぜならエックスサーバーのコントロールパネルにはwordpressの簡単インストール機能が実装されています。複雑な設定無く、すぐにインストールできます。

無料SSL設定も非常に簡単です。こちらは別記事で特集します。

wordpressのインストールが完了したら、基本設定を行います。いくつか項目がありますので、別記事で詳しく説明していきます。

wordpressサイトを作る際に一番重要になってくる部分はテーマ選びです。業態によって適したテーマは様々です。カチッとしたイメージのコーポレートサイトにしたいのか、カジュアルな感じにしたいのか、ブログサイトにしたいのか、写真中心のギャラリーページなのか、飲食店向きなのか、物販会社なのか。。。

それらについては追々個別記事で考察していきたいと思います。

私のおすすめは、無料テーマではコーポレートサイトなら「lightning」またはブログベースなら「cocoon」がおすすめです。有料テーマは様々ありますが、有名どころでテーマのバリエーションおよび利用者が多く、サポート情報が充実している「TCD」がおすすめです。

次にプラグインをインストールします。必要なプラグインはそのサイトでやりたいことや選んだテーマによって変わってきます。そのあたりも業種別サイト制作記事で追々アップしていきます。

手順はいくつかありますが、慣れれば難しいものではありませんし、企業や団体でウェブ担当になった方は、恐れずにチャレンジしてもらいたいです！